『わたしのもとに来なさい』
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。
休ませてあげよう。」
（マタイ１１：２８）
特別の信仰を持っていなくても、神に祈りたくなることがあるのではないでしょうか。
自分を越えた存在に向かって、助けを求めたり、心を打ち明けたりしたくなるときがあるように思います。
キリストは、わたしたちにとって神がどのような御方であるかを知るように導いてくださいます。
わたしたちに都合よく、事を運んでくださる神を知るわけではありません。
しかし、どんなことがあっても、近づく者を見捨てることのない神を知ります。
使徒パウロは、キリストのもとに行き、神を知ったとき、このように言いました。
「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。
・・・わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、
わたしたちを引き離すことはできないのです。」
（ローマ８：３５～３９）
そのような神を信頼しながら、祈り続けることができたなら、
あるいは、歩み続けることができたなら、心に安らぎが生まれてこないでしょうか。
この安らぎは、いろいろな試練に試されながらも成長していく安らぎです。
この安らぎを、誰も奪うことはできません。
これからも、キリストの言葉に触れ続けていただきたいと思います。
それが、キリストのもとへ来ることです。イエス・キリストはこう言われました。
「疲れた者、重荷を負う者は、わたしのもとに来なさい。
休ませてあげよう。」