『弱い時にこそ強い』
「わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、
キリストのために満足しています。
わたしは弱いときにこそ強いからです。」
（第二コリント１２：１０）
すべての状況を跳ねのけて、変えてしまうような強さではありません。
すべてを受け止める強さです。しかも、満足するほどに強く受け止めます。
「わたしは・・・キリストのために満足しています。」
弱さ、侮辱、窮乏、迫害、行き詰まりの状態は変わりません。
しかし、キリストのために満足しています。
「キリストのために」という一事に、この忍耐と満足の源泉があります。
わたしたちはパウロではありませんから、彼のように言い切ることもできません。
しかし、使徒の言葉から学ぶことはできます。
自分の弱さに悩むときにはいつでも強く生きる道があります。
状況を一変させるような強さを望むなら、道に迷います。
しかし、すべてを受け止める強さを望むなら、キリストは確実に導いてくださいます。
そして、一歩ずつ進むことはできます。
使徒の言葉は、そのことを証言しています。
「わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、
キリストのために満足しています。
なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。」