【今年度の教会目標】 『祈りを豊かにする』31

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【今年度の教会目標】 『祈りを豊かにする』31


【今年度の教会目標】 『祈りを豊かにする』31   2014年11月23日


「自分は正しい人間だとうぬぼれて、他人を見下している人々に対しても、イエスは次のたとえを話された。」
(ルカ18:9)




イエスは祈りに関する二つのたとえを連続して語られました。

まず初めに、自分のような者の祈りなど、
神は聞いてくださらないのではないかと自信を失いそうになっている人々に対しては、
こう教えてくださいました。


「気を落とさずに絶えず祈らなければならない」(ルカ18:1)



次に、自分のような者の祈りこそ、神に聞かれているのだと思っている人に対しては、こう教えてくださいました。


「だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」
(ルカ18:14)


よく祈り、よく祈りが聞かれ、信仰的に確かな生活を送るようになっても、他人を見下す思いがそこにあるなら、
その人の感謝と謙遜は神に認めていただけるようなものではありません。

他人を見下す思いのある限り、そこに「うぬぼれ」が残り続けます。

真の感謝と謙遜には、他人を見下す思いの入り込む余地はありません。

真の感謝と謙遜をもって祈ることができるとしたら、やはり道は一つです。


悔い改めて、福音を信じ、ただ主イエス・キリストの御名によって