主の復活(6)「復活して命を受ける人々」

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主の復活(6)「復活して命を受ける人々」


「驚いてはならない。時が来ると、墓の中にいる者は皆、人の子の声を聞き、善を行った者は復活して命を受けるために、悪を行った者は復活して裁きを受けるために出て来るのだ。」(ヨハネ5:28-29)


 聖書は、すべての人が復活すると教えます。しかし、すべての復活が幸いなものではありません。
ある者は、復活して命を受けますが、他の者は裁きを受けます。

 命とは何でしょうか。
キリストの御言葉を聞いて、ほんとうに神を信じることです。

「わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、・・・死から命へと移っている。」(24節)

そして、時が来れば、復活してキリストに似た者に変えられます。(第一ヨハネ3:2)



 一方、裁きとは、神を信じないことです。
決して悔い改めて神を信じようとはせず、永遠に人の誇りを燃やし続けることです。
燃やす誇りに事欠くことはありません。

その誇りは、信仰によってだけ、取り除かれるものだからです。(ローマ3:27)



最も誇り高い人々が、最も熱心にイエス・キリストに敵対しました。
イエスの正しさを知りながら、そうしました。信仰は、そのような罪深い誇りを取り除きます。
そのような誇りに妨げられず、ただキリストに結ばれて善を行う人々こそ、復活して命を受ける人々です。