主の復活(3)「真実で理にかなったこと」

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主の復活(3)「真実で理にかなったこと」  使徒言行録26:19-31


「フェストゥス閣下、わたしは頭がおかしいわけではありません。
             真実で理にかなったことを話しているのです。」 (使徒26:25)


 キリストの復活を語るパウロに対して、総督フェストゥスは、「お前は頭がおかしい」と言いました。しかし、パウロはまったくひるむことなく、キリストの復活は、「真実で理にかなったこと」だと答えます。キリストの復活こそ、「預言者たちやモーセが必ず起こると語ったこと」だと語るのです。すなわち、それこそ、聖書が教えていることなのだと。


 聖書に学び続ける者として、このやりとりをよく心に留めておきたいと思います。キリストは復活しなければなりませんでした。そして、彼はすべての人々に「光を語り告げることになる」のです。預言者たちも、モーセも、この御方に望みをかけていました。
復活しないキリストはキリストではありません。聖書は、キリストの復活を真実で理にかなったこととして教えています。
そして、たとえ千年の長寿を二度繰り返したとしても、たとえ全世界を手に入れても、神と共に永遠に生きる命をもたらすキリストを知ることがないなら、むなしいと教えるのです。